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まずはバイクをどのように見ているのかを知っておきましょう。
バイク査定の内容
- 走行距離と年式、車検等、登録書類上の確認
- 各部外観上の確認
- 各部機能、動作状態の確認
実車の査定ポイント

大きく分けて6つのポイントを見させて頂いてます
@外装廻り
→タンク,カウル類等のキズ、ヘコミ、サビなど
Aエンジン廻り
→異音や吹け具合の確認とサビ、キズなど
Bフロント、リア足廻り
→タイヤ、ホイール、ブレーキ、サスペンションの状態の確認とサビ、キズなど
C車体廻り
→メインフレーム等の状態の確認とキズ、サビなど
D電装・その他
→灯火類の動作、バッテリー、ワイヤー類の状態の確認
E全体イメージ
→総合的な車輌の状態の確認 プラス要素の確認など
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メンテナンス
日頃のメンテナンスで、愛車のコンディションは変わってきます。
やはりこれが、プラス査定のいちばんの近道でしょう。又、バイクの状態も把握することが出来、査定士とのコミニュケーションスもスムーズに取れやすくなります。
オイル交換
定期的な交換をお勧めします。エンジン異音や、不調の原因にもなりかねません。A
各部の調整や調節
調整箇所などは、各部適正に調整、調節をしましょう。
予期せぬキズや変磨耗など、他箇所への影響がある場合があります。
例
ハンドル
→タンクに当たり、キズがついてしまう。@
外装等、とめボルトなどの緩み、締め忘れ
→カウル類の脱落や、キズ、割れ等の破損。@
チェーンの伸び
→スプロケットやチェーンの変磨耗B
タイヤ空気圧
→減ったままだと変磨耗やサイドのヒビワレの原因にB
消耗品の交換
通常の消耗は問題ありませんが、適切に交換されているとバイクの全体的なイメージが上がります。E
例
低年式車、多走行車でも、交換部品が少ない
→プラス評価がしやすくなります。
バイクの状態を知る
バイクの良い点など、査定士にアピール出来る。又、お客様と査定士のコミニケーションがとれやすくなることで不具合箇所などでも不必要なマイナスを回避出来ることがあります。E
例
整備暦、オーバーホール暦などを知らせる
→プラス評価がしやすくなります。
転倒、故障、修理暦などを知らせる。
→必要以上に他箇所への影響を考慮しなくて済む分、過剰なマイナスがなくなります。
故障、修理
重要部分は勿論ですが、軽微な故障の場合、そのままにしてしまう事が多いようです。
小さな不具合が大きなトラブルの原因になり、思わぬところで愛車の価値が下がってしまわないように気をつけましょう。※E
例
磨り減ったディスクパッドのまま走行していた
→ディスクが変磨耗、深いキズがつく。B
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※売却が決定している場合は修理、部品交換はせずそのままお売りください。
ほとんどの場合、査定マイナス分よりも修理代等の方が高額になってしまいます。
洗車
査定時にバイクが洗車されていなくても、マイナス査定になる事はありません。
しかし、定期的に洗車されているのと、そうでないのではバイクの状態に開きが出てくるようです。少しの気使いでも愛車のコンディションを維持出来る場合もあります。
定期的に洗車をしている
汚れにくく、汚れてもキレイになりやすい。E
ワックスがけなどの簡単な磨き
金属部のサビも出にくく、色あせや変色、ゴム類の劣化を防ぐE@
サビについて
少しサビが出てしまった場合は早めに落としましょう。
放って置くと落とせなくなるばかりか、ダメージが大きくなる場合があります。E
例
エンジン
→クリア塗装や塗装色が剥れてしまう。ひどくなると落とせません。AE
フロントフォーク
→フォークオイル漏れの原因になる。フォークごとの交換になる。B
ホイール
→エンジン同様塗装類が剥れてしまう。ひどくなると落とせません。B
ボルト類
→取り外しが出来なくなる。ボルトの山やネジヤマがかけてしまう。D |
保管
保管の環境や状況も、バイクのコンディションを保つ上では重要な要素になります。
保管状態が悪いとキズやひどいサビが知らないうちに増えたり、いたずらや、ひどい時には愛車やパーツの盗難原因にもなりかねません。出来る限り気遣ってあげましょう
保管場所について
人通りの多い通り沿いなどには、なるべく置かないようにする
→通行人や自転車が当たったり、ぶつかったりで知らないうちにキズやヘコミが出来てしまう。@
駐輪場でも自転車などと同じ場所を使用しているとき
→やはり上記と同じようにキズが付けられやすいので注意が必要です。@
あまり人目のつかないところにカバーなどをしっかりかけて保管しましょう
→いたずらや、パーツなどの盗難防止@E
コンクリートと土、砂利の駐輪
→バイクは金属部分が多く、コンクリートに比べて土、砂利の上に駐輪されているバイクはカバーをかけている場合でもサビが多いようです。特に下回り(ホイール、マフラー、エキパイなど)は気をつけましょう。ACBE
保管方法について
出来れば屋内保管、屋外の場合はバイクカバーを
→キズの防止。塗装落ちや色あせの防止。雨ざらしによるサビの防止。ホコリなどからの汚れ防止。@E
例
タンク内のサビ
→雨ざらしの場合、車種によってはタンク内に水が入り、タンク内がサビてしまうと、外見がキレイでもマイナスポイントになってしまうので注意しましょう。@
輪止めに注意
→盗難防止用の輪止めを付けたままエンジンを掛けてしまい、ホイールや駆動系に大きなキズやヘコミをつけてしまう。特にスクーター系の方は注意して下さい。B
あまり乗られない方は
バイクカバーの落とし穴
→カバーをかけていてもサビやホコリはたまります。バイクの状態が見えなくなる分、メンテナンス等も怠りがちになってしまい、気がついたら状態が悪くなっていることが多いようですので気をつけましょう。E全体イメージ
なるべく定期的にエンジンをかけましょう
→放って置くとエンジンが掛からなくなってしまいます。バッテリーが上がってしまう、キャブレターが詰まってしまう等交換、修理が必要になってしまいます。AD
例
タイヤ
→空気圧が下がりタイヤサイドのヒビワレがおきてしまう。要交換です。B
フロントフォーク、チェーンなどの可動部
→動かさずサビてしまうとオイル漏れや変磨耗の原因になります。要交換です。B
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改造・カスタム
現在は中古車市場においてもカスタム系バイクのニーズは多く、ノーマル状態ではなくてもプラス査定の要素になります。
取り付けと状態
きちんと取り付けられていること
→取り付けが悪いとそのパーツが機能しないばかりか、危険に繋がるのできちんと取り付けしましょう。また、重要な部分はショップに任せましょう。E
例
マフラー、ハンドル等
→なるべく良品を取り付けましょう。取り付け部の加工がしっかりしているもの。ガタや、マフラーは排気漏れに注意しましょう。BA
車輌側の加工
→車輌側の加工は出来る限り避けましょう。特にエンジンやフレームの穴あけや切断は大きなマイナスポイントになりますので絶対止めましょう。AC
きちんと動作、もしくは機能している
→サスペンション、キャブレター等セッティングを要する箇所は適切に調整して下さい。AB
マフラー(サイレンサー)の取り付けが悪い
→走行中などに、マフラーがスイングアームに当たってしまい、キズがついてしまう。車体側、エキパイ結合部共にしっかり取り付けましょう。B
ノーマルパーツがあると
ノーマル復帰も可能
→市場流通の可能性が最も広がり、プラスポイントになります。E
社外マフラーが付いているが転倒等で傷ついた
→そのままノーマル扱いが出来るのでキズ等分のマイナスがない。A |
その他
車検切れ、故障、あまり使わなくなった等により、乗られなくなったバイクが増えてます。その場合はなるべく早めのご売却をお勧めします。売却時期が早いほど、やはり買取価格は高くなりますし、バイクの状態が良いほど買取価格は高くなります。
お売りになる時期
バイクの相場はバイクの状態の他に、季節、人気の上下、モデルチェンジ等により、常に変動しています。一般的ですが、一円でも高くお売りになるにはやはり、思い立ったときが一番の売り時だと感じます。
修理
動かなくなってしまった、壊れているバイクは?
→要修理状態であってもたいていの場合マイナス査定分より修理代の方が金額が大きくなってしまいます。ですのでそのままお売りになる方が結果的にお徳になることが殆どです。 |
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